ベレト C


 あ……こんにちは、ベレト先生。▼

《選択》

  • いつもと違う
  • 眼鏡がない
    • 「いつもと違う」「眼鏡がない」を選択


 えっ。
 あ、は、はい……実は、割れてしまって。▼
 ……すみません。
 あまり、見ないでいただけると助かります。▼
 (ベレトが首を傾げる)

 見ていて楽しいものでもありませんから。
 ……眼鏡がないと、何だか落ち着きませんね。▼
 部屋に予備の眼鏡があるので、
 いまから取りに戻るところなんです。▼
 それでは、失礼します。▼

《選択》

  • 部屋まで送ろう
    • 「部屋まで送ろう」を選択


 大丈夫です、ベレト先生の心配には及びません。
 眼鏡がなくても、ちゃんと見えますから。▼
 あ、ええと、目が悪いのは悪いのですが
 眼鏡をかけたところでどうにもならないもので……▼
 いえ、いまさらこんなことを言っても
 ベレト先生はお気づきですよね。▼

《選択》

  • 左目の色?
  • 左目の弱視?
    • 「左目の色?」を選択


 はい、その通りです。▼

    • 「左目の弱視?」を選択


 それも気づいていらっしゃったんですね。▼

《共通》

 ……この左目は、
 生まれつきこんな色で、ほとんど見えません。▼
 髪の色も右目も、平凡で特徴がないのに
 この瞳ばかりが悪目立ちして、気味が悪いでしょう。▼
 だから、あまりひとに見られたくないんです。
 ベレト先生も、他言しないでくださると助かります。▼
 (ベレトが頷く)

 ……ありがとうございます。
 面倒な生徒で申し訳ありません。▼

《選択》

  • 面倒だと思ったことはない
    • 「面倒だと思ったことはない」を選択


 ベレト先生……
 ありがとうございます。あなたが担任でよかったです。▼